よくあるご質問 – 阪神淡路大震災時の対応

Q1.阪神淡路大震災で作業された方にアスベスト(石綿)の被害はあったのですか?

1995年に震災がおこり、倒壊した建物の解体作業に従事した労働者が、13年後の2008年にアスベスト(石綿)が原因の中皮腫を発症し、労災認定を受けました。

アスベスト(石綿)による中皮腫や肺がんなどは、発病までの潜伏期間が長いので、今後は発症する方が増える可能性があります。

Q2.阪神淡路大震災の際には、どのようなアスベスト(石綿)対策があったのですか?

神戸市では、震災の翌月に建築業者に向けてアスベスト(石綿)対策の徹底について通達を出し4カ月後には「アスベスト粉じん対策の指導指針」を策定して、アスベスト(石綿)飛散防止措置の徹底を図りました。

また、以下のような調査を行い、環境中のアスベスト濃度の実態を把握しました。

・一般環境測定(アスベスト(石綿)除去の解体現場ではない場所での測定)
・発生源調査(アスベスト(石綿)使用建築物の解体現場周辺においての測定)

Q3.阪神淡路大震災のときは、大気中のアスベスト(石綿)の状況はどうだったのですか?

Q2(上記)の測定によると、震災後の一時期は、アスベスト(石綿)濃度は比較的高いレベルにありましたが、大気汚染防止法の規制基準値と比べても数分の一程度であり、半年後にはこの基準値の十分の一以下にまで低下しました。

解体現場で基準値を超える状況は、ごく一部ではありましたが、期間も限定されていたと推測されています。

こうしたことから、一般市民への震災によるアスベスト(石綿)の影響は基本的に小さいと考えられています。

 

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